はじめに|「色なんて関係ない」は、もう通用しない
中古車を売るとき
「車の色なんて査定に関係ないでしょ?」
そう思っている方は、まだ少なくありません。
ですが、結論から言うと
車の色は、確実に買取価格へ影響します。
しかもその差は
数万円〜数十万円になることも珍しくありません。
これは噂話ではなく
USSオークション
MOTA
カーセンサー
ガリバー
など、実際の中古車流通データに基づく事実です。
この記事では
- なぜ色で査定額が変わるのか
- どの色が「損しにくい色」なのか
- 逆に、後悔しやすい色の特徴
- 好きな色とリセールを両立する考え方
を、初心者にも分かる言葉で解説します。
車の色は「直接」ではなく「市場評価」で価格が変わる
まず大事な前提として
査定士が色そのものに点数を付けているわけではありません。
色が影響する理由は、たった一つです。
「その色は、次に買う人が多いか?」
中古車の価格は
需要 × 売りやすさ × 回転率で決まります。
- 買いたい人が多い色 → 高くても売れる → 買取価格が上がる
- 好みが分かれる色 → 売れ残りやすい → 買取価格が下がる
つまり色は
「市場での売りやすさ」を左右する要素なのです。
2026年版|リセールが強い車の色ランキング
実際の中古車流通データをもとにした、
損しにくい色の最新傾向がこちらです。
| 順位 | ボディカラー | リセール傾向 | 特徴 |
| 1位 | ホワイト(パール含む) | ★★★★★ | 法人・個人問わず最強 |
| 2位 | ブラック | ★★★★☆ | 高級感・SUV・セダンに強い |
| 3位 | シルバー/グレー | ★★★★☆ | 汚れに強く安定 |
| 4位 | ネイビー/ダークブルー | ★★★☆☆ | SUV・輸入車で需要あり |
| 5位 | ツートン(限定) | ★★☆☆☆ | 車種依存が非常に強い |
| 6位 | 原色(赤・黄・緑など) | ★☆☆☆☆ | 買い手が限定されやすい |
※数値や順位は「傾向」であり、保証ではありません。
なぜ白・黒・シルバーは裏切らない色なのか?
理由①|買い手の母数が圧倒的に多い
中古車市場では
白・黒・シルバーだけで全体の約6割を占めます。
- 年齢・性別・用途を問わない
- 法人・リース・個人すべて対応
- 地域差がほぼない
= どこでも・誰にでも売りやすい
理由②|純正色率が高く、疑われにくい
この3色は
- 再塗装歴を疑われにくい
- 修復歴チェックで減点されにくい
という査定上の安心感があります。
理由③|維持管理の失敗率が低い
- シルバー:汚れ・小キズが目立ちにくい
- ホワイト:清潔感が残りやすい
- ブラック:手入れ次第で高級感を維持
状態が悪くなりにくい=減額されにくいのです。
トレンドカラーは「車種を間違えると危険」
近年人気のカラーも存在します。
- アーバンカーキ
- セメントグレー
- ステルスグレー
- サファイアブルー系
ただし注意点があります。
トレンド色は「車種依存」が極端に大きい。
たとえば
- RAV4 × アーバンカーキ → ◎
- ミニバン × カーキ → △
- セダン × 特殊色 → ×
「色が人気」ではなく「その車に合っているか」
ここを外すと、一気に不利になります。
全塗装・ラッピングは査定でどう見られる?
❌ 全塗装(オールペイント)
- 純正色でない
- 事故修復を疑われやすい
- プラス評価になることはほぼない
基本はマイナス要因です。
△ ラッピング
- 剥がせる → 理論上は原状回復可能
- ただし劣化・糊残りは減額
「やるなら剥がしてから査定」が鉄則です。
実際にあった色で得した・損した話
✅ 得したケース
- 白プリウス → 想定より15万円高く売却
- セメントグレーRAV4 → 需要上昇で高値
- 限定ツートンのジムニー → 車種×色が噛み合った例
❌ 損したケース
- 全塗装車 → 事故車誤解で大幅減額
- 赤ミニバン → 売れず値下げ交渉
- マット系ラッピング → 剥がし問題で評価ダウン
結論|「色で失敗しない」ための判断基準
最後に、タイプ別の考え方です。
| あなたのタイプ | おすすめ |
| リセール重視 | 白・黒・シルバー |
| 長く乗る | グレー・ネイビー |
| 個性重視 | 限定色(車種厳選) |
色はプラスにもマイナスにもなり得る要素。
だからこそ
「なんとなく」ではなく
「売る未来を一度想像してから選ぶ」
これが
後悔しない色選びの正解です。
次のアクション
- 👉 査定前に必ず読む:査定額が上がるチェックリスト
- 👉 車種で見る:リセールが強い中古車ランキング
リセールの基礎FAQ40選
Q1. リセールバリューって結局何?
→ 売るときに「いくら残るか」。購入価格ではなく回収率を見る指標。
Q2. なぜ同じ年式・距離でも価格差が出る?
→ 車種・色・グレード・需要の差。市場評価の違い。
Q3. 3年で売るのが一番いいって本当?
→ 多くの車で3〜5年が最も価格が安定しやすい。
Q4. 長く乗るならリセールは無視していい?
→ NG。想定外の買い替えは誰にでも起きる。
Q5. リセールを意識するのはセコい?
→ いいえ。「損しない判断」ができる人ほど意識している。
車種・ボディタイプ別
Q6. リセールが高いメーカーは?
→ トヨタが最強。次いでホンダ・スズキ・一部スバル。
Q7. SUVは本当に有利?
→ はい。国内外需要があり値落ちしにくい。
Q8. ミニバンはリセールいい?
→ アルファード・ヴェルファイアなど車種限定で強い。
Q9. 軽自動車でリセールがいいのは?
→ N-BOX、ジムニーなど需要が集中しているモデル。
Q10. セダンはもうダメ?
→ 一般セダンは弱め。スポーツ・高級系は例外。
色・グレード(失敗回避ゾーン)
Q11. 色で本当に10万円以上変わる?
→ 変わるケースは珍しくない。
Q12. 絶対に無難な色は?
→ 白・黒・シルバー。
Q13. 流行色はアリ?
→ 車種次第。SUVや限定モデルなら可。
Q14. マットカラーは?
→ 基本NG。減額対象になりやすい。
Q15. 不人気色でも高く売る方法は?
→ 複数業者比較が必須。
時期・タイミング
Q16. 車検前と後、どっちが得?
→ 多くは車検前。
Q17. 走行距離は何kmから下がる?
→ 5万km/10万kmが節目。
Q18. モデルチェンジ前後は?
→ 発表後に下がりやすい。
Q19. 年式が1年違うだけで影響ある?
→ ある。特に高年式ゾーン。
Q20. 今すぐ売るか迷ってる…
→ まず相場確認だけでOK。
売り方・査定
Q21. 下取りと買取、どっちが高い?
→ 原則、買取。
Q22. 1社だけの査定は危険?
→ 非常に危険。価格差が大きい。
Q23. 一括査定ってしつこい?
→ サービス次第。入札型は比較的ラク。
Q24. ディーラー査定は使う意味ある?
→ 基準作りとしては有効。
Q25. 査定前にやるべきことは?
→ 洗車・荷物整理・書類準備。
状態・装備
Q26. キズやヘコミは直すべき?
→ 軽度ならそのまま。
Q27. 事故歴はどれくらい下がる?
→ 内容次第だが数十万円もあり得る。
Q28. ナビやドラレコはプラス?
→ 純正なら特に有利。
Q29. 禁煙車は評価される?
→ はい。内装評価に直結。
Q30. 社外カスタムは?
→ 基本マイナス。
ローン・名義・手続き
Q31. ローン残ってても売れる?
→ 売れる。残債処理が必要。
Q32. 名義変更が面倒そう…
→ 業者が代行するケースがほとんど。
Q33. 法人名義でもOK?
→ OK。必要書類が少し増えるだけ。
Q34. 自分で売るのはアリ?
→ 高く売れるがトラブルリスクあり。
Q35. 個人売買はおすすめ?
→ 初心者には非推奨。
迷っている人向け
Q36. 売るか決めてなくても査定していい?
→ 問題なし。8割は情報収集目的。
Q37. 査定したら必ず売らないとダメ?
→ ダメじゃない。
Q38. 相場だけ知る方法は?
→ 入札型査定が最短。
Q39. 今売らなくても得になる?
→ “判断材料”が手に入る。
Q40. 結局、何からやればいい?
→ 今の価値を知ること。そこから全て始まる。
リセールを気にする人ほど
売り方で損しています。
今の価値を、今のうちに。
