はじめに|「安いだけ」で買うと失敗する時代
2026年現在の中古車市場では、
「価格が安い=お得」では判断できない時代になっています。
特に、
- 低走行
- 修復歴なし
- 保証付き
- 人気車種(SUV・ミニバン・HV)
といった条件が重なる中古車は、
価格が高止まりし、選択肢も限られやすい状況です。
その一方で、
条件をよく確認せずに「安さ」だけで選んでしまうと、
- 故障
- 修理費の発生
- 想定外の維持費
といった後悔につながるケースも少なくありません。
この記事では、
中古車購入がはじめての方が実際によくやってしまう失敗例を5つ厳選し、
「なぜ失敗するのか」「どう防げばいいのか」を
わかりやすく解説します。
失敗①|価格だけで選んでしまう
よくある失敗
「とにかく安い車を買えば得」と考え、
購入後に故障や整備費用がかさみ、
結果的に総額が高くついてしまうケース。
極端に安い中古車には、
修復歴・冠水歴・整備不足(放置車両)など、
価格が下がる理由がある可能性が高いとされています。
どうしてなの?と思われるかもしれませんが、
修復歴車や災害車は故障リスクが上がるため、
評価が落ち相場よりも安く取引される傾向にあります。
安心安全でお財布にやさしい車を選びたい方は、
第三者機関に評価されている中古車を選びましょう。
▶︎ 中古車の第三者評価とは?AIS・トヨタAAなど信頼できる評価機関と見抜き方を解説
対策
- 相場確認は必須
→ 中古車検索サイトで、同条件の価格帯を必ずチェック - 修復歴・冠水歴の有無を確認
→ 「修復歴なし」「災害歴なし」かどうかを必ずチェック
体験談
「安さだけで決めそうになったが、話を聞くと冠水車だった。
少し高めでも第三者機関を通している車を扱っていて、
整備や保証が充実している信頼できる店を選んで、結果的に安心して乗れている。」
同じように「安さだけで決めて後悔したくない」と感じた方は、
予算ごとに失敗しにくい選び方をまとめたこちらを参考にしてください。
▶︎ 中古車100万円おすすめ完全ガイド|失敗しない選び方とタイプ別最適解
▶︎ 中古車150万円おすすめ完全ガイド|後悔しない選び方と用途別最適解
失敗②|走行距離だけを重視する
よくある失敗
「走行距離が少ない=良い車」と思い込み、
年式・整備履歴・使用状況を見落とすケース。
走行距離が極端に少ない車は、
長期間動かされていなかったことで
ゴム部品や足回りが劣化していることもあります。
※「走行距離が少ない=良い車」と思い込むと、
判断を誤るケースも少なくありません。
▶︎ 中古車は走行距離と年式どっちが重要?後悔しない見極め方
対策
- 年式と走行距離のバランスを見る
→ 目安は「1年あたり1万km前後」 - 整備記録簿を確認する
→ オイル交換・消耗品の交換履歴が重要 - 下回りやエンジンルームもチェック
→ サビ・オイル漏れ・異音の有無
体験談
「10年落ちで低走行の車を購入したが、足回りの劣化で
車検時に10万円以上の修理費がかかった。」
失敗③|車内空間を確認していない
よくある失敗
見た目やスペックだけで判断し、
車内空間を確認せずに購入してしまうケース。
車は一車種ごとに室内空間が違うため、
納車後に気づくこともあります。
対策
- 短時間でも必ず室内空間、座り心地を確認する
→ エンジンのかかり・異音・運転席・目線・運転姿勢・後部座席・トランクの広さ - 状態確認や試乗を断る店舗は避ける
→ 一方的に拒否される場合は要注意
※試乗によって事故や走行距離が伸びたりお店の保管管理リスクが上がるため、
何も決まっていないままの試乗は避けましょう。
体験談
「車内空間を確認せずに購入し、思ったより乗り降りしにくく、窮屈で視界が狭かった。」
失敗④|保証を軽視する
よくある失敗
「中古車に保証はいらない」と考え、
無保証車を選んでしまうケース。
納車後すぐのトラブルは、
中古車では決して珍しくありません。
対策
- 保証付き車両を優先する
→ 最低6ヶ月、できれば1年保証 - 保証範囲を必ず確認
→ エンジン・ミッション・エアコンなど - 有償保証も検討する
→ 数万円で大きなリスクを避けられる
体験談
「保証なしで購入後、8ヶ月後にエアコン故障。
修理に15万円かかり、保証を付けておけばよかったと後悔。」
筆者コメント
思ったより突発的な修理費が重なってしまうケースは多くあります。
故障時の出費を抑えるだけでなく、精神的な安心を得たい方はこちらの記事を参照してください。
▶︎ 【中古車保証は必要?】後悔しない保証の選び方と延長保証の仕組みを徹底解説
▶︎ 【中古車保証で後悔しない】保証なしで損した実例と意味ある保証の見極め方
失敗⑤|用途に合わない車を選ぶ
よくある失敗
見た目や人気だけで選び、
実際の使い方に合わず後悔するケース。
- 街乗り中心なのに大型SUV
- 荷物が多いのにセダン
など、ミスマッチは意外と多いです。
※ここで「結局どの車を選べばいいのか分からなくなった…」
と感じた方は、判断基準を一度整理してみてください。
▶︎ 中古車購入のQ&A20選|初心者が失敗しないための判断ガイド
対策
- 使用シーンを具体的に書き出す
→ 通勤・送迎・買い物・旅行 - 人数・荷物・距離で考える
- 家族と一緒に確認する
→ チャイルドシートや荷室の広さなど
体験談
「デザイン重視でSUVを選んだが、
通勤や駐車でストレスが多く、買い替えを検討中」
中古車購入で絶対に守る【5つのルール】
中古車選びで後悔しないために、
最低限ここだけは必ず押さえてください。
- 価格は「総額」と「相場」で判断する
- 走行距離は年式・整備履歴とセットで見る
- 必ず車内空間、座り心地、視界、後部座席、荷物室の広さを確認
- 保証はコストではなく保険と考える
- 用途に合わない車は、どんな名車でも失敗する
※ 本文の失敗①〜⑤で詳しく解説しています。
まとめ|後悔しないために大切なのは「5つの視点」
中古車市場がシビアになる中、
事前に知っているかどうかで結果は大きく変わります。
今回紹介した失敗例は、
どれも初心者がつまずきやすいポイント。
ですが裏を返せば、
知っていれば確実に避けられる失敗でもあります。
中古車は、
あなたの生活を支える大切なパートナー。
価格・走行距離・室内空間・保証・用途。
この5つを自分の生活と照らし合わせて選ぶことで、
納得できる1台に出会える確率は大きく高まります。
あなたの悩み別|次に読むべき判断ガイド
価格・購入方法で迷っている
安心・品質を重視したい
そもそも新車と迷っている
外車を検討中
購入後のことを考えたい
- 中古車購入後にかかる税金・維持費・メンテナンス費用 完全ガイド
- 5年後のリセールはどう変わる?ガソリン・EV・ハイブリッド車の将来価値を徹底予測
- リセールバリューが高い中古車ランキングTOP10|買って損しない車種・グレード・色まで解説
筆者コメント
本記事は中古車販売・買取・アフターケアの経験と、
信頼性の高いデータ・実体験をもとに執筆しています。
初心者の方が「失敗しない判断軸」を持てることを最優先に構成しています。
