「どうせ買うなら、手放すときに損しない車がいい」
そう考える人が増えたことで
リセールバリュー(残価率)は中古車選びの重要な判断軸になりました。
同じ価格・同じ年数・同じ走行距離でも
車種・グレード・色の違いだけで数十万円の差が出ることは珍しくありません。
この記事では
2026年時点の中古車オークション相場・買取実績をもとに
- リセールバリューが安定して高い車種
- 特に評価が落ちにくいグレード・仕様
- 売却時に差が出やすいボディカラー
を整理し、「買ってから後悔しにくい車選び」の判断材料をまとめました。
リセールバリューとは?なぜ重要なのか
リセールバリューとは、購入した車を売却したときに、どれくらいの価値が残っているかを示す考え方です。
例として
- 新車300万円 → 3年後200万円で売却:残価率 約67%
- 新車300万円 → 3年後100万円で売却:残価率 約33%
同じ金額で買っても、売却時の差=実質的な損得になります。
2026年時点の市場動向では、
- 3年落ち平均の残価率は おおよそ50%前後
- SUV・商用車・一部スポーツモデルは値落ちしにくい
- 国内外で需要が安定している車は相場が崩れにくい
という傾向が続いています。
本記事のリセール評価について
ランキングにあたっては、以下を前提にしています。
- 3年落ち・走行距離3〜4万km前後を基準
- オークション実勢価格・買取相場の中央値を参考
- 一時的な高騰ではなく「安定性」を重視
※相場は地域・時期・個体差で変動するため、数値は目安としてご覧ください。
【2026年】リセールバリューが高い中古車ランキングTOP10
第1位|ランドクルーザー
- 残価率目安:80%超
- 理由:海外需要・供給不足・ブランド力
- 狙い目:ディーゼル/白・黒系
→ 資産価値重視なら最有力。世界的な需要があり、供給が追いつかない状況が続いています。年数・距離が伸びても値落ちしにくい代表格。
第2位|ランドクルーザープラド
- 残価率目安:75〜80%
- 理由:海外流通・ディーゼル人気
- 狙い目:TZ-G/TXディーゼル
→ 走行距離が伸びても評価が落ちにくい。ディーゼル需要と海外流通が強み。走行距離が伸びても相場が崩れにくいのが特徴。
第3位|WRX STI(生産終了モデル)
- 残価率目安:70%後半
- 理由:生産終了による希少性
- 狙い目:ノーマル車・低改造
→ 趣味性と資産性を両立。生産終了により希少性が上昇。ノーマル・低改造車は特に評価が安定。
第4位|シビック TYPE R
- 残価率目安:70%前後
- 理由:国内外での需要
- 狙い目:MT・純正状態
→ 年数が経っても評価が安定。国内外での評価が高く、MTモデルは特に強い。年数が経っても価格が崩れにくい。
第5位|アルファード・ヴェルファイア
- 残価率目安:65〜70%
- 理由:高級ミニバン需要
- 狙い目:上位グレード・白黒
→ ファミリー層+法人需要。高級ミニバン需要が根強く、リセールは別格。白・黒の上位グレードが安定。
第6位|ハイエース
- 残価率目安:65%前後
- 理由:業務・海外需要
- 狙い目:ディーゼル/標準ボディ
→ 長期保有でも値が残りやすい。業務・海外需要で長期保有でも価値が残る。ディーゼルは特に強い。
第7位|CX-5(ディーゼル)
- 残価率目安:60%台後半
- 理由:実用性・燃費・輸出需要
- 狙い目:XD系
→ 国産SUVの中では安定枠。実用性と燃費で海外評価が高い。SUVの中では堅実なリセール。
第8位|ジムニー
- 残価率目安:65%前後
- 理由:供給不足・唯一性
- 狙い目:ノーマル・MT
→ 軽自動車では例外的存在。唯一無二の存在。軽自動車で例外的に高い残価率。
第9位|ヤリス(ハイブリッド)
- 残価率目安:60%前後
- 理由:燃費・実用性
- 狙い目:Z系/白
→ コンパクトでも堅実。燃費・信頼性で安定した需要。大きくは下がらないが爆発力はない。
第10位|N-BOX
- 残価率目安:60%前後
- 理由:軽自動車需要の安定
- 狙い目:上位グレード
→ 軽の中では定番。軽の王道。リセールは高水準だが年式には注意。
リセールを左右する3つの基本ポイント
① ボディカラー
- 白・黒・シルバーは安定
- 原色・個性色は減額されやすい
→ 迷ったら白か黒
② グレード・駆動方式
- 上位グレード/ディーゼル/4WDは評価が残りやすい
→ 価格差以上に戻りが違うことも
③ 売却タイミング
- 車検前
- 走行距離が大台に乗る前
→ タイミング次第で10〜30万円差が出ることも
まとめ|リセールは「保険」ではなく「設計」
リセールバリューは
「高く売れるかどうか」ではなく
買う前から、損しにくい構造を選べているか
がすべてです。
- どの車種か
- どのグレードか
- どの色か
- いつ手放すか
この4点を押さえるだけで
中古車選びの失敗は大きく減らせます。
まずは相場を知り
「いくらで買って、いくらで出られそうか」
を一度整理してみてください。
それが、後悔しない車選びの第一歩です。
リセールバリューの基礎40選
- リセールバリューとは何ですか?
→ 車を売却したときに残る価値(残価率)のことです。 - なぜ今リセールが重視されているの?
→ 車両価格上昇で「売却時の差=実損」になりやすいためです。 - リセールが高いと何が得?
→ 次の車の負担が軽くなり、買い替えが楽になります。 - リセールが低いとどうなる?
→ 下取り0円・追い金が発生しやすくなります。 - 中古車でもリセールは重要?
→ 重要です。特に3〜5年後の出口で差が出ます。
年数・走行距離
- 何年で売るのが一番いい?
→ 3〜5年が最も相場が安定しやすいです。 - 7年・10年は遅い?
→ リセール重視なら7年が分岐点です。 - 走行距離は何kmから下がる?
→ 5万km・10万kmが節目です。 - 過走行でも高く売れる車はある?
→ ハイエース・プラド系は例外です。 - 年式と距離、どっちが重要?
→ リセールでは「距離」の影響が大きいです。
車種・ジャンル
- SUVはなぜリセールが高い?
→ 国内外で需要が安定しているためです。 - スポーツカーは有利?
→ 生産終了モデルは特に強いです。 - 軽自動車でもリセールは期待できる?
→ N-BOX・ジムニーは例外的に強いです。 - ミニバンはリセールが落ちやすい?
→ アルファードは別格です。 - セダンは不利?
→ 基本的には不利ですが例外もあります。
グレード・仕様
- 上位グレードは本当に得?
→ 売却時の戻りが大きい傾向があります。 - ディーゼルは有利?
→ プラド・CX-5などは有利です。 - 2WDと4WD、どちらが高い?
→ 地域次第ですが4WDは安定します。 - MTとAT、どちらが有利?
→ スポーツ系はMTが有利です。 - ハイブリッドはリセールが良い?
→ ヤリス・トヨタ系は安定しています。
ボディカラー
- 一番高く売れる色は?
→ 白・黒が鉄板です。 - シルバーはどう?
→ 安定はしますが白黒より弱めです。 - 原色は不利?
→ 減額されやすい傾向があります。 - ツートンは?
→ 車種次第で評価が割れます。 - 色でどれくらい差が出る?
→ 5〜15万円程度出ることもあります。
売却方法
- 下取りと買取、どちらが高い?
→ 多くの場合、買取です。 - 一括査定は使うべき?
→ 相場確認目的なら有効です。 - ディーラー査定は低い?
→ 楽ですが金額は控えめです。 - 個人売買は得?
→ トラブルリスクが高いです。 - 売る前にやるべきことは?
→ 相場を知ることです。
維持・状態
- 定期点検は影響する?
→ 大きな加点はないが減額防止になります。 - 洗車・清掃は意味ある?
→ 印象で数万円変わることもあります。 - 禁煙車は有利?
→ 内装評価で有利です。 - 改造車は不利?
→ 基本はマイナスです。 - 修復歴ありはどれくらい下がる?
→ 車種によって10〜50%下がります。
考え方・不安
- 長く乗るならリセールは無視していい?
→ 無視すると後悔しやすいです。 - リセール重視はケチ?
→ 「損しない設計」です。 - 買う前に相場を見る意味は?
→ 出口を知るためです。 - 今後EVはどうなる?
→ 2026年時点では不透明です。 - 結局、何を一番重視すべき?
→ 「出口が見えるかどうか」です。
