「そろそろ車を買い替えたほうがいいのかな…」
「でも、まだ乗れるし、今売るのはもったいない気もする」
車の買い替えを考え始めたとき、多くの人がこの段階で止まります。
なぜなら、車の買い替えは正解が1つではないからです。
ただし、1つだけはっきり言えることがあります。
結論から言うと
多くの人が「まだ乗れる」と思っている間に
売却価値は静かに下がっていきます。
買い替えは、「いつ動くか」で損得が大きく変わります。
同じ車でも、タイミング次第で
・10万円以上差が出る
・次の車の負担が大きく変わる
というケースは珍しくありません。
この記事では
- 車の買い替えで損しやすい人の特徴
- 年数・走行距離・車検ごとの判断ライン
- 「今売るべきか/まだ乗るべきか」の考え方
- 実際にあった成功例・失敗例
を、営業トークではなく判断材料として整理します。
「今すぐ売るべき」と煽る記事ではありません。
後悔しない判断ができるようになることが目的です。
車を買い替えるメリット・デメリット
まずは、買い替えの良い面・悪い面を冷静に整理しておきましょう。
車を買い替えるメリット
① 故障リスクと急な出費を避けやすい
国産車の場合、新車登録から5年を超えるとメーカー保証が切れます。
このタイミング以降、増えやすいのが
- エアコン故障
- 電装系トラブル
- センサー・電子制御系の不具合
といった「突然・高額」な修理です。
実際、エンジン・ミッション系の修理では
30万〜50万円以上かかるケースもあります。
保証があるうち、もしくは大きな故障が出る前に手放すことで、
こうしたリスクを回避しやすくなります。
② 安全性能・燃費性能が一気に進化している
特に2018年以降の車は、安全装備の差が非常に大きいです。
- 自動ブレーキ
- 誤発進抑制
- 車線逸脱抑制
- 全車速ACC
「まだ乗れる」車と「安心して乗れる」車は、
もはや別物と考えていいレベルです。
③ 高く売れる“賞味期限”がある
車は、いつか必ず価値が下がります。
問題はどこで下がり始めるかです。
- 年式
- 走行距離
- 車検
- モデルチェンジ
これらが重なる前に動けるかどうかで
次の車にかかる負担が大きく変わります。
車を買い替えるデメリット
① 購入直後は価値が下がりやすい
車は、買った瞬間から少しずつ価値が下がります。
特に短期間(1〜2年)での買い替えは、
「もう少し乗ってから売ればよかった…」
となりやすいゾーンです。
② 税金・諸費用は必ず発生する
買い替え時には、
- 登録費用
- 税金
- 保険の切り替え
といった初期費用がかかります。
この点は、乗り続けるより確実に負担が増えます。
③ 乗り潰したほうが得なケースもある
故障が少なく、維持費も抑えられているなら、
10年以上乗ったほうがトータルコストが安いケースもあります。
大切なのは
「得か損か」を感覚で決めないことです。
【結論】得する買い替えタイミングはいつ?
ここからが本題です。
「じゃあ、結局いつがいいの?」という話。
リセール重視なら「3〜5年目」
新車登録から3〜5年(1〜2回目の車検前)は
中古市場での評価が最も安定している時期です。
- 残価率:約50〜55%
- 車検費用を回避しやすい
- 次の車の頭金に回しやすい
「常に新しめの車に乗りたい」
「維持費を抑えたい」
という人には、このゾーンが向いています。
長く乗るなら「7年目が分岐点」
7年目(3回目車検前)は、多くの車にとって分岐点です。
- メーカー保証が完全終了
- 故障リスクが増え始める
- 中古市場での価値が落ちやすい
このタイミングを過ぎると、
「売るつもりだったけど、思ったより安い…」
というケースが一気に増えます。
モデルチェンジ前は必ずチェック
フルモデルチェンジや大幅改良が入ると
旧型の価値は一気に下がります。
- 発表前:比較的安定
- 発表後:下落
- 発売後:さらに下落
「気になる車種がある人ほど、モデルチェンジ情報は要確認」です。
走行距離・年数別|買い替え判断の目安
走行距離の考え方
- 5万km未満:高評価ゾーン
- 10万km直前:売却ラストライン
- 10万km超:減額が大きくなるゾーン
特に10万kmを超えると
「過走行」と判断されるケースが増えます。
「まだ大丈夫」ではなく
市場がどう見るかが重要です。
年数ごとの判断ポイント
- 3年目:保証残あり・高リセール
- 5年目:保証終了前の判断タイミング
- 7年目:価値が落ち始める前の分岐点
この3つは、覚えておくだけで判断が楽になります。
実際にあった成功体験・失敗体験
成功体験①|一括査定で30万円アップ
ディーラー下取り25万円
→ 買取業者55万円
「同じ車なのに、ここまで違うとは思わなかった」
という声は本当に多いです。
成功体験②|入札形式で高額売却
複数社から
151万円〜182万円の入札。
ディーラー査定(約120万円)を大きく上回り
短時間で売却完了。
失敗体験①|下取り0円を信じてしまった
「価値がない」と言われて手放した後、
別の業者では10万円以上の査定。
相場確認をしていれば防げた失敗です。
失敗体験②|短期間での買い替え後悔
新車から4年で買い替えた結果、
「もう少し乗ればよかった…」
という後悔。
短すぎるサイクルは、割高になることもあります。
よくある質問
Q. 車検前に売ったほうがいい?
→ 多くの場合、車検費用を払わずに済むため有利です。
Q. 下取りと買取、どちらが高い?
→ 一般的には買取のほうが高くなりやすいです。
Q. ローンが残っていても売れる?
→ 可能ですが、残債処理が必要です。完済後の方が楽です。
まとめ|損しないための考え方
車の買い替えで一番大切なのは、
「今動くと得かどうか」を冷静に見ることです。
- 3〜5年目:高く売りやすい
- 7年目:判断の分岐点
- 10万km前:価格急落前
- モデルチェンジ前:必ず確認
「まだ乗れるか」ではなく、
「今売るとどうなるか」で考える。
それが、後悔しない買い替えにつながります。
次にやるべきことはシンプルです。
まずは相場を知ること。
判断は、それからで遅くありません。
その上で、「どこに売るか」を知っておくと、判断が一段ラクになります。
下取りと買取の違いはこちらで整理しています。
